カーテンの生地は、大きく分けて「天然繊維」と「化学繊維」の2種類に分けられます。
天然繊維
天然繊維は植物や動物から採取される繊維です。
肌触りが良く調湿性が高い、ホコリが付きにくいなど、多くのメリットがあります。一方、化学繊維のカーテンに比べると価格が高い、縮みやシワになりやすい、お手入れが難しいなどのデメリットもあります。
綿
綿はコットンとも呼ばれ、最もポピュラーなカーテン生地です。吸湿性や通気性に優れ、肌触りも柔らかいのが特徴です。
麻
麻はリネンとも呼ばれ、清涼感のある素材です。吸湿性や速乾性に優れていることから、夏に適しています。
絹
絹はシルクとも呼ばれ、高級感のある素材です。光沢があり、滑らかな肌触りが特徴です。
ウール
ウールは羊毛から採取される繊維です。保温性や断熱性に優れていることから、冬に適しています。
化学繊維
化学繊維は石油や石炭などの化学原料から作られる繊維です。
ポリエステル
ポリエステルは最も多く使われているカーテン生地です。シワになりにくく、丈夫で、お手入れが簡単なのが特徴です。
アクリル
アクリルは保温性や光沢に優れた素材です。冬に適しています。
ナイロン
ナイロンは強度や耐久性に優れた素材です。
ポリプロピレン
ポリプロピレンは安価で、軽量で、シワになりにくい素材です。
カーテンの種類について

ドレープカーテン
ゆったりとした美しいヒダを持つ厚手のカーテンです。ドレープ(drape)とは「布が重さで自然に垂れ下がってできた“ヒダ”」という意味で、それが厚地の布でヒダを作った、厚地カーテンのことを総じてドレープカーテンと呼ぶように変わったと考えられます。
ドレープカーテンは、レースカーテンとは違い厚手の生地で作られることから、レースカーテンよりもヒダにボリュームが生まれやすいのが特徴です。優雅な雰囲気を醸すため、印象的な部屋に仕上げられます。
プリントカーテン
生地にプリントされた柄や模様が入ったカーテンです。単色のカーテンに比べて、部屋の雰囲気や印象を大きく変えることができます。
生地やデザインの種類が豊富で、好みに合わせて選ぶことができます。また、遮光性や断熱性、防炎性など、さまざまな機能性を備えた商品も多くあります。
レースカーテン
薄手の生地で作られたカーテンです。ドレープカーテンと異なり光を通しやすく、室内を明るく保つことができます。また、目隠し効果もあるので、プライバシーを守ることもできます。透け感があるので部屋の中が明るく見え、開放感のある雰囲気を作ることができます
ケースメントカーテン
ざっくりとした粗い編み目が特徴のカーテンです。搦み織とは、縦糸と横糸を交互に編み込んで作られた織物で、粗い編み目が特徴です。ドレープカーテンとレースカーテンの中間的な役割を果たし、適度な調光性と透過性を兼ね備えています。ドレープカーテンよりも厚手で、レースカーテンよりも薄手です。また、ドレープカーテンのような美しいヒダが作られることも特徴です。
カーテンのスタイルについて
カーテンのスタイルは、大きく分けて以下の3種類に分けられます。
横開き
カーテンレールに対してカーテンを横方向に開閉するスタイルです。最も一般的なスタイルで、取り付けや操作が簡単なのが特徴です。
横開きカーテンには、オーダーカーテンや既製カーテンなどがあります。
縦開き
カーテンレールに対してカーテンを縦方向に開閉するスタイルです。横開きカーテンに比べて、カーテンの隙間から光が入りにくいのが特徴です。
縦開きカーテンには、パネルドアやブラインド、ロールスクリーンなどがあります。
ロールアップ
カーテンを丸めて巻き上げるスタイルです。省スペースで収納できるのが特徴です。
ロールアップカーテンには、ロールアップスクリーンやロールブラインドなどがあります。
カーテンのスタイルは、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選ぶことが大切です。また、遮光性や断熱性、機能性など、必要な機能も考慮しましょう。
ブラインドの種類について

ブラインドは、縦方向に細い帯状の布やスラットなどを連ねて、上下に開閉する窓装飾品です。カーテンに比べて、遮光性や断熱性に優れているのが特徴です。
ブラインドの種類は、大きく分けて以下の3種類に分けられます。
横型ブラインド
スラットが横方向に並んでいるブラインドです。最も一般的なタイプで、取り付けや操作が簡単なのが特徴です。
横型ブラインドには、アルミブラインド、ウッドブラインド、ファブリックブラインドなどがあります。
縦型ブラインド
スラットが縦方向に並んでいるブラインドです。横型ブラインドに比べて、カーテンの隙間から光が入りにくいのが特徴です。
縦型ブラインドには、アルミブラインド 、木製ブラインド、ファブリックブラインドなどがあります。
ロールブラインド
カーテンを丸めて巻き上げるブラインドです。省スペースで収納できるのが特徴です。
ロールブラインドには、遮光ロールブラインド、調光ロールブラインド、防炎ロールブラインドなどがあります。
ブラインドは、遮光性や断熱性、デザイン性など、さまざまな機能を備えた商品が販売されています。部屋の雰囲気やインテリアに合わせて、自分に合ったブラインドを選びましょう。














